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先日患者さんと、話していると、
「先生、私漢方薬飲んでいるんです」
「何を飲んでいるんですか?」
「ゲンノショウコです。これを飲んでいると調子がいいんですよ」
「そうですか…」
厳密に言いますと、ゲンノショウコは「漢方薬」ではなく「民間薬」と言います。「民間薬」とは、ゲンノショウコがお腹にいいとか、ドクダミが肌にいいなどと、身近な植物をある症状に使ってきたもので、普通は一種類の植物だけを使います。
昔からの経験を言い伝えた、いわば生活の知恵で、お医者さんが処方薬として用いることはありません。また、最近ブームになっているハーブも、ヨーロッパなどの生活に古くから根付いている民間薬の一種で、料理や健康増進の為に利用されています。「漢方薬」は、数千年の年月をかけて、患者さんの症状に合った生薬の組み合わせ(処方)を生み出しました。それをもとに、日本の現状に合わせて発展させてきたのが、「漢方薬」です。
そこで下記のQ&Aで読者の方から寄せられた、医療、薬や漢方などに関する疑問や質問などにお答えしていこうと思います。 |